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皆さんは糖化予防をされていますか？ 糖化とは老化の原因のひとつ。からだの若々しい細胞の劣化を促してしまうんですが、それだけではありません！ 糖化によってできた「AGEs」という物質はからだにとって手ごわい厄介者なのをご存知でしょうか？ 今回はAGEsとその対策についてお話します♪

そもそもAGEsとは？

AGEsは「糖化最終生成物」と言うからだの中でたんぱく質と糖が結びついてたんぱく質の質が変わり劣化したもの。AGEsは一度生成されると分解されにくく、蓄積すると全身の老化を進行させてしまうんです！

AGEsができるまで

エネルギーで使い切れない糖がからだの中で余ってしまうと、それらは行き場を失いAGEsの素になってしまいます。つまり炭水化物や甘いものを摂り過ぎるとAGEsはどんどん生成されていくことに…。このAGEsの蓄積予防や分解を促すためには日ごろの食生活が肝心です。

抗糖化作用のある食材を取り入れよう

普段の飲み物を変えて抗糖化力をアップ

デトックス効果のある飲み物は糖化予防にとても効果的です！

• ローマンカモミールティー
• どくだみ茶
• シナモンティー
• 柿の葉茶
• 甜茶
• ルイボスティー

など、ノンカフェインなのでからだにも安心ですよね。ハーブティーはリラックス効果があるので、ストレスの軽減で酸化防止にも繋がります。

抗糖化作用を含む葉物野菜から食べよう

多くの野菜の中には抗糖化作用を持つものがたくさんあります。特に注目されているのは、

• 小松菜
• キャベツ
• 白菜

など、「緑色の葉物野菜」を積極的に食べるのをオススメします。

ポイント：食事のときは野菜から食べる

糖化予防には食べる順番に気を付けるのも大切。空腹時にいきなり糖質を摂ると血糖値がすぐ上がってしまいます。まずは食物繊維を多く含んだ野菜から食べて、血糖値の上昇を抑えましょう。野菜だからと言ってじゃがいもなどの炭水化物が多い野菜はNGです！

糖化予防の強い味方・よもぎに注目！

よもぎにはAGEsを分解する性質があります。出来上がってしまったAGEsをからだの外へ追い出しやすくしてくれるのです！ よもぎの下処理や調理方法などは「旬の食材百科」をご覧ください＊

緑黄色野菜でお肌の若々しさを保つ♡

にんじんやかぼちゃなどの緑黄色野菜に含まれているαリポ酸も糖化予防に効果的！AGEsが皮膚のコラーゲンに蓄積するのを抑えてくれます。コラーゲンにAGEsが蓄積すると弾力やたるみを失ってしまいます！ そうなる前にAGEsをしっかりと予防しましょう。

ビタミンB群でAGEsを撃退！

ビタミンB1には糖化を抑制する効果が、ビタミンB6には皮膚や血中のAGEsを減らす効果があります。 ビタミンBといえば肉類ですが、最近流行りの甘酒にも多く含まれているんですよ♪

抗糖化物質をより多く取り入れるために

糖化を防ぐためには様々な栄養素をバランスよく摂るのが大切です。しかし調理法によっては抗糖化物質を減らしてしまうことが…。

栄養素を壊さない調理法で抗糖化物質を守ろう

抗糖化作用のある栄養素は熱に弱いものが多く、加熱によって失われてしまいます。

• 焼く
• 炒める
• 揚げる

などの高温調理は折角の栄養素を壊してしまいます。抗糖化物質を効率よく摂るためには、

• 煮る
• 蒸す
• ゆでる

などの調理法にするのがオススメです！ 野菜であれば煮物やお浸し、もちろん生のまま食べられるサラダもいいですね♪

まとめ

いかがでしたか？ 食事を少し気を付けることで糖化を防ぎ、老化防止に繋がることがわかりましたね！ いつまでも若々しさを保つために、毎日の食事に抗糖化物質を取り入れ、糖を摂り過ぎないように気を付けましょう♪

参考文献：「老けないオーガニック」